オフィスチェアーをかしこく選ぶコツとは

オフィスチェアーとは?
オフィスチェアーとは会社のオフィスでのデスクワークで使う一人掛けの椅子の事で、主に座面が回転してキャスター付きの椅子を指します。長時間のデスクワークでも快適に使え、体の負担をできるだけ抑える事が目的です。快適なオフィスチェアーはひとり一人の生産性向上に貢献するでしょう。オフィスチェアーの標準的な使用期間は8年程度で仕事に集中するためにも早めの時期に買い替えた方が良いでしょう。
オフィスチェアーの特徴
●オフィスチェアーに使われる生地
【布張り】
一般的に使用されるオフィスチェアーの生地では多く普及しています。製品の選択肢が多く生地の色も多くラインナップされています。ただ、汚れや臭いがつきやすいデメリットがあります。
【メッシュ素材】
メッシュ素材とは、生地の表面に沢山の穴が空いている生地のことでナイロン素材の生地が多いです。また、風を通しやすく汗をかいてもサラサラとした座り心地が続きます。長時間座っても蒸れにくくフィット感もあり、多くの企業が導入されています。
【合成皮革】
布地をベースにしてその上に合成樹脂を塗り、表面積のみを天然の革に似せた人口素材のことをいいます。合成皮革にはPUという柔らくもちもちとした肌触り特徴です。PVC表面がPUより硬く、ツルツルした肌触りです。メリットは水や汚れに強く、夏場に汗がオフィスチェアーの座面や背面についても、サッとふき取ることが容易です。 デメリットは長時間座っていると蒸れやすくなります。耐アルコール性のPVC生地のオフィスチェアーもあり医療現場では大変重宝されています。オフィスチェアーもあり医療現場では大変重宝されています。
【本革】
本革とは原料となる皮の種類に関わらず、動物の皮をなめした革の総称です。本革はよく“呼吸する素材”といわれるほど吸湿性と放湿性に優れた素材です。多湿気候の日本において大きな意味を持ちます。見た時の高級感は他の生地とは比較にはならず、社長はじめ役員の椅子に使われることが多いです。
●背もたれの高さ
【ローバック】
一般的にコンパクトなデザインで軽やかな為、移動・収納がしやすいメリットがあります。一般事務社員に多く使われており価格のコストパーフォマンスは一番優れています。
【ハイバック】
ハイバックの特徴は抜群の安定感のサポート力です。腰から背中、頭まで、体の背面全体をしっかり支えてくれます。長時間座り続ける方や疲れにくさを重視する方はハイバックタイプがおすすめです。
【エクストラバック】
エクストラバックの特徴はヘッドレストが付いているタイプのことです。背中から首までを支えるので、頭をあずけてくつろぎたい方におすすめです。ハイバックは背中全体をサポートしてくれる大きさですが、ヘッドレストは付いてません。エクストラバックだと頭の高さが合わないという方にもおすすめです。
●ロッキング・リクライニング機能
オフィスチェアーのロッキング機能とは、簡単に言えば「背もたれを後ろに倒す機能」を指します。程よい反発力で背もたれを倒せる為、掛かる圧に合わせてスムーズに変化させやすいのがメリットです。一方リクライニングはレバーを使って角度を固定する機能のことを指します。
【背もたれロッキング】
座面はそのままで、背もたれのみが後ろへ可動するロッキングの事です。比較的安価なオフィスチェアーをご希望な方にはピッタリでしょう。ただ、座り心地を重視するのであれば次項のシンクロロッキングがおすすめです。
【シンクロロッキング】
背もたれと座面が2:1の割合でそれぞれが独立して同調して動く方式の事です。シンクロロッキングのオフィスチェアーにはレバーを使い角度を固定するリクライニング機能がついている製品がほとんどです。 最も自然な体の動きで体の負担を少なくリラックスできる方式です。
●キャスタ-の種類
【ナイロンタイプ】
オフィスチェアーではポピュラーな位置づけです。車輪の転がりにすぐれており、重量がある男も軽い力でスイスイ動かせます。特にカーペットが床面に敷設しているオフィスに相性が合います。
【ゴムキャスター】
ゴムキャスターはキャスター付きオフィスチェアーなかでも柔らかさに長けた素材です。
滑りにくく安定感に優れているため、フローリングやPタイルといった硬い床材との相性が優れています。一方で、カーペット類などの繊維のある床材はキャスター部分に絡まりやすく、移動が難しくなるのでご注意ください。
【ウレタンキャスター】
車輪に柔軟性のあるウレタン素材を巻き付けているために、スルスルと転がりながらも適度にグリップ感がありオフィスチェアーを自由自在に動かせます。背音声に優れている点も特長のひとつです。床材を選ばずオールマイティのキャスターです。
まとめ
オフィスの環境の中でオフィスチェアーの役割は大変重要です。単に座る事が目的ではなく、働くワーカーの健康を守ることが最重要項目です。自分の体にピッタリ合ったものを選ぶことでワーカーの健康を守ることが出来、さらにワーカーひとり一人の生産性向上にもつながること間違いありません。間違ったオフィスチェアーを選ばないためにもプロのアドバイスが参考になるでしょう。
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